私たちについて

 平成23年、台風12号による「紀伊半島大水害」では、死者56名・行方不明者5名という甚大な被害に合いました。裏山の深層崩壊により、当時高校3年生だった仲間が1人亡くなりました。仲間の死を無駄にしないために、この災害の教訓を生かそうと活動を始めました。そこで「地域に根ざし、地域に貢献する高校生リーダーを目指して」を新たなモットーに掲げ、活動の輪を広げることとなりました。

 

 地域の高齢者・学童・障がい者など、災害時要援護者となりうる人々と、普段から積極的に触れ合い、絆作りを行う「5つのボランティア活動」をはじめました。開始当初は単発的な活動でしたが、地域や世代で異なる課題の解決に向け、サービスラーニングを取り入れた継続的な取り組みに発展しました。教室で学んだ知識や技能を地域住民のサポートに活かすことで、社会に貢献する心の醸成と、実践力の向上を図っています。南海トラフ巨大地震が30年以内に発生する確率は70~80 %、和歌山県の死者は8万人と予想されています。

 

 2 年前『すべての命を救うプロジェクト』を立ち上げ、1人でも多くの命を救おうと、町内のAED設置施設の写真撮影・マップ作りと心肺蘇生術の啓発活動を行いました。その時『女子にはAEDが使われにくい』ことを知り、AED使用時におけるプライバシー保護を目的とした『AEDハートフルシート』を開発しました。消防署のヒアリングと試行錯誤を重ね、遂に完成品が出来、町内のAED設置施設71カ所へ配布しました。さらに全国配布に向けて現在も活動を継続中です。